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ヒップホップと速読から学ぶ「目標を達成する方法」

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目標を達成する方法。

 

まず目標を定義してみる。目標とは何か。

それは「自分がやりたいこと」で「現状とは違う状況」である。

自分がやりたくないことは目標とは言わないだろう。それを達成しても嬉しくないのに、目標にしてどうするのだろう。

こう書くと「そんなん当たり前やん」と思われるかもしれないが、やりたくないことを目標にしていることはないだろうか。

しんどいけどみんな受験してるから大学行く、勉強したくないけど会社に言われたから資格とる。

 

そして目標とは現状と違う状況である。当然、宇宙飛行士が宇宙に行くのが目標とは言わないだろう

 

定義をすることは大切だ。なぜなら、ぼんやりしていた思考が明確になるからだ。そもそも定義とはどう言う行為か。

それは(定義する概念自体を使わずに)自分の持っている他の情報で説明をすることだ。

なので、ぼんやり抱いていたイメージや感情などについて、明確に見直すことができる。

周りがこう言ってるけど、定義して見たら、それおかしくない?なんてことが往々にしてある。

 

目標を達成するとは、自分の望む、現在と違う状況になることだ。

 

ではどうすればいいのか。

簡単だ。情報を集めればいいのである。

 

状況とはつまり情報の集合体だ。

例えば「自分が、美人の女性にモテモテになる」と言うことは、自分の周りにかわいい女性がたくさんいる、と言うことだ。さらにその女性は自分に好感を持っている、と言うこと。

言い換えると、「美人」「女性」「数多く」「自分に好感を持っている」「自分の周りに」と言う様々な情報の集合が、その状況の訳である。

 

と言うことはその情報を集めればいいのだ。

例えば女人禁制の場所で「女性からモテモテになりたい」これは無理だろう。

女性と言う情報が全くないから。

なので当然女性がたくさんいるところに行かないといけない。

言い換えれば女性がたくさんいるところに行けば、目標に必要な情報が手に入る。つまり目標に向けて前進したと言うことだ。

 

じゃあただ女性がたくさんいるところ、例えば女性専用車両に乗り込めばいいのか、と言うと当然違う。そんなことしても逆に気持ちがられてしまう。

 

なぜかと言うと、大抵の目標には他者が存在するからだ。そして他者は完璧にコントロールできる訳ではない。当然モテたい相手に「好きになれ!」と命令しても聞くわけがない。なぜなら他人には他人の都合があるからだ。それは人生の中でやりたいこと、言い換えれば目標とも言える。

 

しかし他人を動かさないことには目標は達成されない。ではどうすればいいのか。

それは「他人が動きたくなるような自分」を作ることだ。

先ほど書いたように、人間にはそれぞれ目標がある。

目標とはやりたいことのはずなので、正しい目標なら、そこに勝手に向かって行くものだ。

つまり他人の目標と同じ方向に自分の目標をおけば、そこに勝手に向かって行くのだ。

 

と言うことは他人の目標と自分の目標の共通部分の状態の自分になれば良い。

 

最終的に自分に様々な情報を集めることで、目標を達成できるのだ。