書を読んでクラブに行こう 玉井幸助(タマイコウスケ)公式ブログ

ラッパー/トラックメイカーの玉井幸助(タマイコウスケ)の公式ブログ。

キューバに来て痛感した資本主義の恐ろしさ

キューバに来て痛感した資本主義の恐ろしさ

 

 

広告がない街

 

キューバの首都ハバナに来て1週間になる。

 

この街には全然広告がない。(キューバ全体はどうかは知らない)

 

お店も看板を出してる店がめちゃくちゃ少なく、

「あれ?ここ、家じゃなくてお店やったんや」

ということがよくあった。

 

ホテルではネットは全く使えず、テレビもない。

 

外でも中でも広告やコマーシャルの類に全く接さなかった。

 

すると驚くことに気づいた。

1日1食で、全然十分なのだ。

 

 

 

1日1食で十分

 

もともと俺はそんな飯を食べる方ではない。

あと皆が当然のように習慣にしている「朝ごはん」も食べない。(これについては後述)

 

そんな俺でも、ほかの国では1日1~2食という感じだった。

1食の後にコーヒーとケーキ食べたり、お菓子食べたりみたいな1.5食が平均な感じ。

 

「じゃあ、もともとそんな食べへんなら1日1食にそんな驚かんでええやん。」

 

と思われるかもしれない。

 

しかし俺が驚いたのは、1日1食した後のお菓子、もしくは2食目は

 

自分がほんまに欲しがってるから、食べてる

 

と思い込んでたことだ

 

 

 

 

食欲は自分のものやと思い込んでた

 

どういうことかというと、

もともと俺は広告や常識に洗脳されないように気をつけて生活している。

 

皆が当然のように思っているブレークファスト、朝食に対してもそう。

朝食という概念自体が、実はエジソンがトーストを売るために作られたものという話がある。

 

そして実体験として朝は全然お腹がすかない。

(たとえ前日の夜にお腹が空いていても)

 

なので「あ、これは朝食くわなあかんように思い込まされてるな」と朝食は取っていない。

 

そして「本当に」自分がお腹すいたと思うときにご飯食べるようにしていたのだ。

 

つまり、

例えば朝食のように、常識や他からの刷り込みでなく、

 

自分が本当に持っている食欲

 

に従って食事をしていた。

つもりだった。

 

 

けど今回の体験で、その「自分のもの」と思ってた食欲すら、刷り込まれたものだ、と気づいたのだ。

 

 

 

 

広告が日常の社会

 

ほかの国に行くと、広告を目にしない日はない。

 

街には看板、ディスプレイが溢れ、さらに多くの人が食事、買い物をするのが見て取れる。

 

家にいてもテレビ、インターネットには必ず広告が入っている。

 

広告に接しないなど、資本主義社会ではありえないのだ。

 

 

それは無意識になるほど日常になっている。

誰も「あ、広告!」とか意識して生活していないだろう。

 

そしてこの無意識というのが一番怖いのだ。

 

知らず知らずのうちに、広告や他人の消費活動に煽られて、自分が欲しくないものを欲しいと思っているのだ。

 

 

 

 

 

本当に自分の欲望かチェック

 

広告や刷り込みに対してはだいぶ注意を払っていた俺ですら気づかないレベルで欲望を操作されていたのだ。

 

何も考えてない人は洗脳されまくってると考えて過言でない。

 

 

けど本当にそれでいいのか?

別に自分が欲しくないものを、本気で欲しいと思わされて、それを追いかけて消費する人生。

 

よくない、と思う人が、この記事を読んでいると思う。

 

そんな日常的に広告を仕掛けてくる資本主義社会に対して、どうすれば良いのか。

 

簡単である。

 

良いなー、と思った時、「なぜ良いと思うのか」を考えるのだ。

 

嫌やなー、と思った時、「なぜ嫌と思うのか」を考えるのだ。

 

 

なぜそう思うのか、その理由はなんなのか、過去にだれかが言っていただけじゃないのか、逆の感情で考えられるんじゃないのか、、、

 

その感情は本当に自分の人生にとって意味のあるものか、必要なものかを考える。

 

 

別の方法でいうと

 

良いなー、と思ったものを、「これは嫌」と思ってみる。

 

嫌やなー、と思ったものを、「これは良い」と思ってみる。

 

やってることは上記と一緒で、

 

本当にいいのか?実は良くないんじゃないか?

本当に良くないのか?実はいいんじゃないか?

 

逆の立場から考えることで情報を集め、その上で中立に「自分にとって役にたつか」と考える。

 

一人ディベートみたいなものである。

 

 

このような思考法を習慣化すれば、「全然欲しくないもの」を追いかける人生を免れることができる。

 

 

 

 

今日の話のまとめー

 

良い!欲しい!と思う「欲望」

そう思わされている可能性がある

 

なので

 

・良いと思う理由を考える

・よくないと思ってみる

 

 

 

玉井幸助

1991年生。京都府宇治市出身、在住。帝塚山高等学校卒。大阪芸術大学映像学科中退。地元京都から沖縄まで歩いて行ったのをキッカケに退学。愛称「たまこう」。「タマイコウスケ」名義でラッパー、トラックメイカーとして活動中。B-BOY PARK U20 mc バトル 2011 準優勝。バンド「TAMAKO the championbelt」ラップ担当。読書講師。「want02代表取締役。宇治で中小企業の社長向けにコーチングの活動。読書好き。月に1000冊読む。趣味は旅、絵を描くこと。甘いもの好き。特に芋ケンピ。やりたいことだけやっている。

 

LINE:https://line.me/R/ti/p/%40jeh0583f

facebook:https://www.facebook.com/kousuke.tamai.7

音楽/動画:https://www.youtube.com/channel/UCnTzkuKA2E8IS0iz_pYfL3A

ブログ:http://tamaikosuke-rap.hatenablog.com/

漫画:https://note.mu/tamaikosuke

twitter:https://twitter.com/tamaikosuke

ビート販売「TAMAKO BEAT lab:

http://tamaikosuke.thebase.in/

 

タマコウ最高な情報、ありがとう!お礼したい!という人は

 

三菱東京UFJ銀行

宇治大久保支店

普通口座 0106298

タマイコウスケ

 

にカンパしてください。

 

もしくは「欲しいものリスト」からプレゼント送ってください。

欲しいものリスト:http://amzn.asia/hJtwbIn