便利なものには危険性もある。ラップと読書

どうもー、タマイコウスケです。

ブログ拝見、ありがとうございます。

今回は、

便利なものには危険性があるから、両方見て判断しよう

って話をしますね。

言葉の危険性

今朝、白坂慎太郎という方の動画を見ていました。

元塾講師、現在自分の会社の社長で、youtubeにて哲学心理学経済学などの動画をあげているかたです。

その中で「言葉」に関するものがあったんですね。

動画はこちら

https://www.youtube.com/watch?v=hoLHt_jhXRE

僕はラッパーなんで「言葉」については一家ごんあるんですが、この動画が非常に面白かった。

何かと言うと

言葉というのは本質を表してない

ということが語られていたんですね。

言葉というのは本質を表してない

どういうことかっていうと、例えばラップ。

ラップっていう言葉だけなら誰でも知ってますよね。

ただ、

「じゃあラップってなんなの？」

と聞かれたら具体的に何人の方が説明できるでしょう？

「サンプリング主体の音楽で、、、」

でも現行のラップは打ち込みがほとんどですよね

「韻を踏むのが特徴で、、、」

でも韻踏まないラッパーもいますよね

「リズムがいいのが、、、」

リズムじゃなくてポエットリーディングに近いものもあります

こうやって考えて行けば、ほとんどの方が

ラップの名前は知ってても

ラップそのものについてはあまり知らない

んですね

これが

言葉というのは本質を表していない

ということです。

これを見て僕は

言葉はすごい危険やな

と思いました

道具を使うはずが、道具に使われる

どういうことかというと

「僕、東大出身なんです」

というと、ほとんどの日本人がすごい！と思いますよね。

でもそのすごいって思ってる人たちは東大に行ったことがあるのか、授業受けたことあるのかといえば、

ですよね。

つまり東大という言葉は知っているけど、東大の本質は何も知らない。

そしてその東大という言葉に「すごい」という感情が付随している。

でもね、東大って全然すごくないんですよね。

なぜなら世界大学ランキング40位代の大学だからです。

普通ランキング40位の人を、そのランキングの中ですごいって言わないでしょ？

「でも日本の中ではNO.１」っていう反論もあるかもしれません。

けどこのグローバル社会。外国に手軽に行けるようになり、就職先や住居も世界基準で選ぶ時代に、範囲を「日本の中」だけで考えることはナンセンスです。

なのにすごいって思ってる。

いや思わされてるわけですよね。

これがすごい危険なんですね。

なぜかというと、

本質と全然違う感情

を持たされてるわけですよ。

言葉は本質を理解しやすくするためにあったはずのものやのに、いつの間にか

本質とずれたものを言葉によって植え付けられる、ようになってます。

抽象度をあげていうと、自分の人生をよくするために道具を使ってたはずが、道具に使われてる人生になってるんですね。

これはほんとよくあります。

お金なんかもそうです。

お金とは何か。価値の交換券です。

食べ物、着るもの、寝るとこ、、、

自分にとって価値のあるものを交換しやすくするための「道具」なんですね。

でも現代、「お金ないと生きられない」って思ってる人だらけでしょ？

これが道具を使うはずが道具に使われている、ということです。

全ての物事には二面性がある

ではなぜそんなことになるのか？

それは便利やからです。

言葉は便利です。それがあるおかげで様々な人とコミュニケーションが取れる。

お金は便利です。おかげでいろんなものが手軽に手に入る。

やけど人間は「これはこう」と思い込むのが楽なんですよね。そして楽なことは好きなんです。

だから便利なものに対して「便利なものは絶対いいもの」と思い込んでしまうんですね。

その結果

言葉はいいもの。だから東大＝すごい

お金はいいもの。だからないと死んじゃう

になるわけですよ。

これじゃ自由じゃないですよね

反対の面を考えてみる

じゃあどうすれば便利なものにとらわれないで、自由に生きることができるのか。

それは簡単で

「反対の面を考える」

ってことです。

便利なものなら、悪影響を考えてみる。

いいと思うものなら、ダメなことも考えてみる。

言葉は便利。けど言葉だけで本質と違うことを思い込まされる可能性がある、、、

お金は便利。けどそのお金にとらわれて自分の人生を大事な時間を浪費してしまう、、、

こうやって考えることで、判断材料が揃います。

あとはその都度判断して行ったらいいんですね。

お金使いたいときは使えばいいし、お金に使われそうなときは遠ざける。

言葉でコミュニケーションとるけど、騙し言葉には乗らない。

そうやって望み通りの人生を生きましょう。

今回の話のまとめね

便利なもの→良いと思い込む

↓

結果自分に悪影響なことが

↓

反対の面を考える

→その上で判断

玉井幸助

1991年生。京都府宇治市出身。帝塚山高等学校卒。大阪芸術大学映像学科中退。地元京都から沖縄まで歩いて行ったのをキッカケに退学。愛称「たまこう」。「タマイコウスケ」名義でラッパー、トラックメイカーとして活動中。B-BOY PARK U20 mc バトル 2011 準優勝。バンド「TAMAKO the championbelt」ラップ担当。読書講師。「want02」代表取締役。宇治で中小企業の社長向けにコーチングの活動。読書好き。月に1000冊読む。趣味は旅、絵を描くこと。甘いもの好き。特に芋ケンピ。やりたいことだけやっている。