書を読んでクラブに行こう 玉井幸助(タマイコウスケ)公式ブログ

ラッパー/トラックメイカーの玉井幸助(タマイコウスケ)の公式ブログ。

トラックメイク初心者の邪魔をする「人間の本能」トラックメイク初心者が上達する方法②

トラックメイク初心者の邪魔をする「人間の本能」トラックメイク初心者が上達する方法②


トラックメイク初心者の邪魔をする「人間の本能」トラックメイク初心者が上達する方法②

前回のおさらい。

 

やってない
だから上達しない
 
そしてやってない人がほとんど。
 
 
では、なぜ人はやらないのか?
 
答えは簡単で、
 
本能だから。
 
どういう本能かというと
 
初めてを怖がる
 
本能。
それを持ってるのが人間。
 
なんでこんな本能があるのか?
それは原始時代をイメージすればわかりやすい。
 
原始時代、人間の祖先が狩りをして暮らしてた。
狩りは命がけ。
動物を狩るときは、逆にやられるかもしれない。
草や木の実にも毒があるかも。
 
ちょっとしたミスが命とりになる、そんな環境。
 
そこで、今までよく狩りに行ってたAの森がある。
Aの森では、どんな動物が出るか、どんな植物があるかよく知っている。
 
そして、今まで行ったことないBの森がある。
どんな動物が出るかわからない。
どんな植物があるかわからない。
 
慣れたAの森と未経験のBの森。
生き残るためには、どっちに行くのがいいか。
 
Aの森やんね。
 
だってBの森には、めっちゃ強い動物がいるかもしれない。
もしかしたら、いないかも。
けど、いたときのリスクがめっちゃ高いよね。
死ぬ可能性も全然あるんだから。
 
そうなると、慣れたAの森に行き、未経験のBの森を怖がる人間が生き残る。
 
それが僕たちの祖先。
だから、未経験を、初めてを怖がる本能を持ってる。
 
 
つまり、初心者=初めてのことに挑戦する人、は本能に逆らっているわけ。
初めてのことやろうとすると、本能が「やめとけー!死ぬかもしれへんぞ!」と抵抗する。
 
だから、初心者の人はやらない。
ゆえに上達しない。
 
この本能おもしろいよね。
だって、例えば「初めてトラックメイクやります」という人がいる。
この人、トラックメイクして、間違えて死んだりしないよね。
つまり、全然ビビらなくていいことにビビってる。
 
ちなみに、
 
本当にそんな本能あるの?
日常生活や趣味には関係ないでしょ。
という人。
 
試しに、コンビニとかで「今まで食べたことない食品」を買って食べてみてください。
 
するとね、結構抵抗あるのよ。
おかしいよね。
だってコンビニに置いてあるものって、食べても死なないでしょ。
安全な食品しか置いてないんだから。
 
だけど、
「いやお金がもったいないな…」
とか
「さすがに、これは食べなくてもおいしくないのがわかる…」
 
とか、言い訳して、抵抗するのよね。
 
それが初めてを怖がる本能ね。
 
だからトラックメイクにも超関係あります。
初心者がうまくなれないのは、この本能が原因。
 
つまり、逆にいうと。
この本能をコントロールすれば…
簡単に上達します
ってことね。
 
ここが、一番大事なポイント。
要は、いかに初めてを怖がる本能をコントロールするか。
それを理解できたら、あとはそんなに重要じゃないのよね。
 
どんな機材がいいか?
どんな作曲法がいいか?
どんな工夫が必要か?
 
とかは、実は重要じゃない。
そんなものは、ぶっちゃけてしまうと人それぞれ。
それは、トラックメイクするのが習慣になった人=熟練者になってから、じっくり選べばいい。
 
初心者は、いかにトラックメイクに慣れるか。
つまり、いかに「初めてを怖がる本能」をコントロールするか、にかかっている。
 
じゃあ、どうやって「初めてを怖がる本能」をコントロールできるようになるか?
 
次からはそれを話していこう。
 
トラックメイク初心者が上達しないたった1つの理由 トラックメイク初心者が上達する方法①
 
上達する為の「本能」のコントロール法 トラックメイク初心者が上達する方法③
 
 
▼限定動画!トラックメイク講座!情報が届く公式LINEアカウント!
*今なら登録者限定フリースタイルラップ動画プレゼント!
 
▼動画講座「トラックメイク初心者でも簡単に上達する方法」
 
▼3分で1曲とは?
作詞、作曲、録音、マスタリング、撮影を3分で同時に行い、1曲を完成させるタマイコウスケのパフォーマンス。タマイが面倒くさがり屋のため、全て即興で行われる。
即興ビートメイク&フリースタイルラップ作曲作詞「3分で1曲」
 
▼玉井幸助(タマイコウスケ)って誰?
京都府宇治市出身。
ラッパー、トラックメイカーとして「タマイコウスケ」名義で音楽家の活動。
6才でピアノを始める。以後、ギター、ベース、ドラムの演奏。高校時代にロックバンド結成。
16才でラップと作曲を始める。初めての機材はMPC1000。
大阪の梅田のサイファーで10年弱フリースタイルラップの技術を磨く。
2012年渡米。以後、アメリカ(ニューヨーク、LA)、フランス(パリ)、ドイツ(ベルリン)、イギリス、中国、香港、ミャンマーキューバ等、世界各地でパフォーマンス。
2011 BBOY PARK under 20 準優勝。
2019年、Creepy NutsR指定もメンバーの梅田サイファー「Never Gets Old」参加。
 
帝塚山高等学校卒業。
自学でセンター試験平均91点獲得。
大阪芸術大学の映像学科へ。
日本ドキュメンタリー映画第一人者の「原一男」に師事。その後休学。
京都から沖縄まで野宿しながらの徒歩旅行をキッカケに退学。
2016年ソフトバンク大学入学。3ヶ月で自主退学。
2017年イギリスのオックスフォード大学に訪問。
 
作家として活動。
旅、読書術、お金、記憶術などについての本を出版。
著書10冊。
主著に「だから仕事がつまらない」「速旅多旅」等。
 
また読書好き。多いときは月4000冊読む。
速読講師の経験あり。
今、好きな作家は、東京大学法学博士で社会学者の小室直樹さん。
 
旅好き。
今まで世界18カ国に旅行・滞在。
初めての旅は高校時代に鈍行列車で行った熱海旅行。
初めての海外は2012年のアメリカ横断(LAからニューヨーク)。
2012年に地元の京都から沖縄まで野宿と徒歩で旅行。
以後、アメリカ、フランス、ドイツ、キューバ等、様々な国で野宿旅。
2017年に世界一周。
 
自身の知識、経験を活かして、人生をより自由に生きるための情報をYoutube等で発信中。