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ラッパー/トラックメイカーの玉井幸助(タマイコウスケ)の公式ブログ。

具体的にトラックメイクをするための方針 トラックメイク初心者が上達する方法⑧

具体的にトラックメイクをするための方針 トラックメイク初心者が上達する方法⑧

 

トラックメイク上達するには
作業を楽にする
 
トラックメイクに必要なものは
メロディ・コード・ベース・ドラム
 
じゃあ具体的にどうやってトラックメイクするか?
 
それは…
 
スマホのアプリ「Garageband」を使う。
・12分で1曲を作る(時間を決めてやる)
・毎日1曲作る
 
これだけ。
これをやれば、トラックメイクが簡単に上達する。
 
一つずつ説明していこう。
 

スマホのアプリ「Garageband」を使う。

なぜGaragebandか?
 
まず、機能がしっかりしてる。
今まで話したように、
・トラックメイクに必要な4つの要素を作る機能
・録音機能
がキチンと備わってる。
 
次に、スマホで使えるから。
スマホで曲作りできたら楽でしょ?
パソコンやと、わざわざパソコンの前に座らないといけない。
けどスマホなら、通学・通勤中とか、いつでもどこでも使える。
 
そして、無料。
これも大事。
有料だったらみんなちょっと考えるよね。
お金稼ぐのは楽じゃない。
無料だと楽に始められる。大事。
 
そして、曲を作っていく。
 

・12分で1曲を作る(時間を決めてやる)

まず、思うのは「12分て短くない⁉」ってことだろう。
そう。短い。
だから効果がある。
 
なぜ、短い時間がいいのかというと…
 
楽だから。
 
楽なことは、上達するのに超効果がある。(以前話したね)
 
つまり
作業時間を短くする=楽にする=上達
 
なので、まず短い作業時間が必要。
 
じゃあどうやったら、短い時間で作業が終わるのか?
 
簡単。
最初から「〇分で終わらせる」と決めてしまう。
 
トラックメイクだと、
 
メロディに3分
コードに3分
ベースに3分
ドラムに3分
 
合計12分で終わらせるようにする。
 
なぜ時間を決めるのか?
それは「芸術には終わりがない」から。
 
例えば、食事。
これ終わりが明確にあるよね。
眼の前のご飯がなくなったら終わり。
または、お腹いっぱいになったら終わり。
 
けど、芸術は明確な終わりがない。
例えばピカソの絵とかは、落書きみたいに見える。
だけど、ピカソが「これでオッケー!」と思ったから終わり。
別の芸術家は「もうちょっと、色を足したらもっとよくなるのに…」思うかもしれない。
別の芸術家からすると、ピカソの絵はまだ未完成。
 
要は、芸術家本人が「これで終わり!」と思ったら、その芸術は完了になる。
ということは、人によって、気分によって違う。
 
そして、初心者は明確に「これで終わりやな」っていうラインにいきつけない。
なぜなら、実力不足だから。
なので、1つのトラックを作ると「ダサっ…もっと俺はかっこいいはず…どうしてだ?」となって、そのトラックをずっといじり続ける。
 
 
なぜトラックがダサいのか?
それは、経験値がないから。
つまり初心者だから。
 
じゃあ、どうすればかっこよくなるのか?
たくさんやる、しかない。
 
 
だから、初心者は「終わり」を意図的に作る。
すると、一つの作品をずっといじることがなくなる。
結果たくさんやるようになる。
すると上達が早い。
 
例を出すとわかりやすい。
 
A:1ヶ月間ずっと同じトラックをいじってる人。(1ヶ月1曲作ってる)
B:1ヶ月間、毎日1曲(計30曲)作った人。
 
Aは1ヶ月:1曲、6ヶ月:6曲、1年:12曲、作る。
Bは1ヶ月:30曲、6ヶ月:180曲、1年:360曲、作る。
 
絶対Bの方がうまくなるよね。
だから時間を決める。
初心者はそれのほうがうまくなる。
 
 
また、
12分で作曲なんか無理!
 
と思う人。
大丈夫。
最初できなくても、やってれば必ずできるようになる。
 
理由は簡単。
人間は慣れる生き物だから。
最初は時間が短いと思って、それを繰り返せば慣れてしまう。
 
例えば車。
車を住宅街の細い道路で運転すると、40キロでもはやく感じる。
でも高速に乗ると80キロが遅く感じる。
それは周りの車がみんな80キロ以上で走ってるから、その速さに慣れてしまうせい。
 
つまり、慣れると、人間の感覚は簡単に変わる。
 
 
だから、最初に時間を決めてしまう。
当然初心者だからミスする。
全然オッケー。
毎日やってれば、誰でも慣れてくる。
すると、あら不思議。
12分で1曲、簡単に作れるようになります。
 
これは僕の経験からも、確か。
僕はもともと、曲作りにめちゃくちゃ時間かけてた。
1曲作るのに1ヶ月とか、普通。
それで、曲作りがしんどく感じてたの。
だから全然曲作らない。
だって作るのしんどいから。
 
けど上達したいから、試行錯誤して、今まで喋ったようなことを考えた。
 
よし、短い時間に決めて、毎日やろう。
 
その結果どうなったか。
今は、トラックとラップ込みの曲を、3分で作れる。
ユウチューブで動画公開してるから、気になる人はそれを見てね。
 
だから、自信を持って言える。
 
やれば上達する。
作業を楽にすればやる。
楽にするには、時間を決めてやる。
 
だから、
時間を決めて毎日やれば、
 
上達します。
 
 

・毎日1曲作る

毎日やる。
これも上達に良いこと。
 
なぜかというと、毎日やると慣れるから。
慣れると、上達を邪魔してる「初めてを怖がる本能」が働かなくなる。
上達が簡単になる。
 
短い時間でできるようになるのが一番重要。
短い時間で作業が終われば、楽だから毎日やるのも簡単。
 
 
スマホのアプリ「GarageBand」を使う。
・12分で1曲を作る(時間を決めてやる)
・毎日1曲作る
 
これらの意味はわかったはず。
 
じゃあ次はもっと具体的。
GarageBand」を使って、どうやって曲作りするか。
これを話していこう。
 
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▼3分で1曲とは?
作詞、作曲、録音、マスタリング、撮影を3分で同時に行い、1曲を完成させるタマイコウスケのパフォーマンス。タマイが面倒くさがり屋のため、全て即興で行われる。
トラックメイクとラップを同時にする 3分で1曲
 
▼玉井幸助(タマイコウスケ)って誰?
京都府宇治市出身。
ラッパー、トラックメイカーとして「タマイコウスケ」名義で音楽家の活動。
6才でピアノを始める。以後、ギター、ベース、ドラムの演奏。高校時代にロックバンド結成。
16才でラップと作曲を始める。初めての機材はMPC1000。
大阪の梅田のサイファーで10年弱フリースタイルラップの技術を磨く。
2012年渡米。以後、アメリカ(ニューヨーク、LA)、フランス(パリ)、ドイツ(ベルリン)、イギリス、中国、香港、ミャンマーキューバ等、世界各地でパフォーマンス。
2011 BBOY PARK under 20 準優勝。
2019年、Creepy NutsR指定もメンバーの梅田サイファー「Never Gets Old」参加。
 
帝塚山高等学校卒業。
自学でセンター試験平均91点獲得。
大阪芸術大学の映像学科へ。
日本ドキュメンタリー映画第一人者の「原一男」に師事。その後休学。
京都から沖縄まで野宿しながらの徒歩旅行をキッカケに退学。
2016年ソフトバンク大学入学。3ヶ月で自主退学。
2017年イギリスのオックスフォード大学に訪問。
 
作家として活動。
旅、読書術、お金、記憶術などについての本を出版。
著書10冊。
主著に「だから仕事がつまらない」「速旅多旅」等。
 
また読書好き。多いときは月4000冊読む。
速読講師の経験あり。
今、好きな作家は、東京大学法学博士で社会学者の小室直樹さん。
 
旅好き。
今まで世界18カ国に旅行・滞在。
初めての旅は高校時代に鈍行列車で行った熱海旅行。
初めての海外は2012年のアメリカ横断(LAからニューヨーク)。
2012年に地元の京都から沖縄まで野宿と徒歩で旅行。
以後、アメリカ、フランス、ドイツ、キューバ等、様々な国で野宿旅。
2017年に世界一周。
 
自身の知識、経験を活かして、人生をより自由に生きるための情報をYoutube等で発信中。