旅に出て人生が変わる理由、変わらない理由。

旅は人生を変えるのか？

旅は人生を変える、とよく言われる。

僕は今まで海外１０ヶ国ぐらいにいったり、歩いて京都から沖縄まで行ったり、自他共に認める旅好きだと思う。

そんなたまこうは思う。

旅は人生を変えない。

ただ変えるきっかけにはなる。

旅が何かしてくれるわけがない

どういうことかといいうと、結局旅にでようが旅にでまいが、自分の人生自分でなんとかしないと何も変わらないんですよね。

こんなん当たり前。

小学生でも知ってる。

だから旅がなんかしてくれるわけがなくて、自分で自分をコントロールしていく以外ないんですよ。

でも「旅に変わると人生が変わる」とか「自分探し」とか未だにやってる人。

ほんま勿体無い。

気持ちはわかります。

僕も最初海外に行き始めた頃は、それだけで特別な気がしてましたもん。

でもね、旅が人生を変える、とか、

ただの広告、ね。

そういう風に劇的に演出したら、本が売れるし、ブログが読まれるし、旅行会社が儲かる。

だから一生懸命演出するんですね。

だけど当然で、旅がなんかしてくれるわけがない。

だって旅って「未体験の場所」にいくことですよね。

存在してる空間の座標軸変わってるだけじゃないですか。

それだけで人間変わるわけがない。

当たり前です。

ただ「変わるきっかけ」にはなります。

旅先は洗脳されやすくなる

なんでかっていうと旅先は洗脳されやすくなるからです。

どういうことかというと、旅にいく＝知らない場所に行く、ということは全然情報を持っていない場所に行くわけですよね。

どこにご飯売ってるのか、どうやって買うのか、トイレはどうなってるのか、寝る場所はどこが快適なのか、、、

そんな行きて行くのに必要な情報をゲットしないと新しい場所では生きていけない。

だから人間は新しい場所に行くと、情報を取り込みまくろうとするんですね。

つまり洗脳されやすくなる、ということです。

旅先で普段買わないようなもの買っちゃったり、簡単に現地の人に騙されたりしますよね。

あれも要は洗脳されやすくなってるからなんですよね。

自分で自分を洗脳する

ということは何かというと、自分で自分を洗脳するのも簡単になってるっていうことです。

つまり、新しい自分を作りやすい。

女性に気軽に声をかけたりできる男になりたかったけど、日本ではちょっと、、、

という人は海外に行くと声かけれるようになります。

自分で「俺は女性に声かけられるやつ」って洗脳しやすくなってるから。

ここがポイントなんですよね。

要は「なりたい自分」「求めてる人格」がなかったら旅に行って洗脳されやすい状態になっても洗脳しようがないんですよね。

つまり変わらない。

だから自分探しとか意味がないっていうことです。

結局求めてるものが最初からないと、旅に出ても何も変わらないんですよね

現状に不満がある人はたびに出よう

なんで旅は

「現状に不満のある人」

にはオススメです。

現状に不満がある＝求めてるべつの自分、人生がある、ということ。

そういう人は旅に出ると効果あります。

変わるきっかけになりやすい。

でも特に何もない人が旅に出ても、当然何もないままです。

まして旅が人生変えてくれるわけないんですよね。

今なんか数万円あれば世界中の大体の場所いけるわけやし。

つまり旅に出て何か変わった人は

もともとも求めてる何かがあった人です。

逆説的ですけど、それを求めるために旅するのもいいかもしれません。

玉井幸助

1991年生。京都府宇治市出身、在住。帝塚山高等学校卒。大阪芸術大学映像学科中退。地元京都から沖縄まで歩いて行ったのをキッカケに退学。愛称「たまこう」。「タマイコウスケ」名義でラッパー、トラックメイカーとして活動中。B-BOY PARK U20 mc バトル 2011 準優勝。バンド「TAMAKO the championbelt」ラップ担当。「WANT2」代表取締役。宇治で中小企業の社長向けにコーチングの活動。読書好き。月に1000冊読む。趣味は旅、絵を描くこと。甘いもの好き。特に芋ケンピ。やりたいことだけやっている。