書を読んでクラブに行こう 玉井幸助(タマイコウスケ)公式ブログ

ラッパー/トラックメイカーの玉井幸助(タマイコウスケ)の公式ブログ。

いいトラックを作る方法① トラックメイク初心者が上達する方法12-1

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やれば、どんどん上達していく。
 
曲の作り方わからない…
曲作れない…
 
なんて初心者は簡単に抜け出せる。
 
じゃあ、その後。
曲を簡単に作れるようになったあとは、どうすればいいのか?
 
ラストにその話をしよう。
 

そもそも曲作りするのはなぜなのか?

趣味がほしいから
トラックメイカーにあこがれて
友達のラッパーに曲作ってあげたいから
 
いろんな理由があると思う。
 
曲を簡単に作れるようになってくる。
すると思うのが、
 
いいもの作りたい
 
ということ。
 
普通のトラック、よく聞いたことのあるトラックはもう作れる。
それより、もっといいものを作りたい。
これは自然な欲求。
 
じゃあ、どうやったらいいものを作れるのか。
 

いいものとはなにか?

そのときに考えるのは…
 
そもそも、いいものとはなにか?
 
最初のトラックメイクのときと同じ思考。
そもそも何なのか?何が必要か?がわかれば、やり方がわかる。
 
いいものとは、
 
・有効性
・希少性
 
の2つを持ってるもの。
 
いきなりやから、ん?、となるかもしれないね。
けど、この2つは簡単。
 

有効性

これは、どれくらい音楽として心地よいか、ということ。
ピアノをガンガン叩くのより、モーツアルトの曲を弾いていた方が心地よいよね。
そういう、本能的に「いいなぁ…」と思う度合い。
 
これが有効性。
 

希少性

希少性とはなにか?
 
それは、
他の人がやってないことか
の度合い。
 
世界で自分だけやってること。
希少性超高い。
 
世界で全人類がやってること。
希少性超低い。
 
希少性なんていいトラックと関係あるのか?
 
と思った人。
超、あります。
 
例えば、この文章読んでる人はラップ好きが多いと思う。(僕がラッパーだからね)
 
じゃあ、そもそもラップ音楽って、有効性高いのか?
音楽として、本能的に心地よいと思うのか?
 
あんま高くないよね。
ノイズがのったドラムの上で、音が外れたメロディが鳴ってる。
そんなトラック。
その上で喋りみたいに歌う人の声。
 
どう考えても、モーツアルトの楽曲の方が心地よい。
 
だけど、ラップが出てきて、モーツアルトの曲より、ラップの方がいい!と思う人たちがいた。
 
なぜか?
 
それは、ラップが、世界中でそこにしかない音楽だったから。
つまり新しかったから。
 
クラシックは心地よい。
しかしみんな聞き慣れてる。
聞き慣れたら飽きるよね。
おいしい食事と同じ。
 
すると少々汚くても(有効性が低くても)、何じゃコリゃ!?っていう新しさ(高い希少性)があるやつに惹かれる。
 

いいもの=有効性×希少性

つまり、
いいもの=有効性×希少性
 
ということ。
 
なんで×なのか。
0をかけると、答えが0になるよね。
だからどちらかが0だと、いいものにはならない、という意味。
 
希少性0
 
まったく新しくない。
誰でもできる。
 
例えばピアノのドミソとか。
ドミソの和音はきれい。
それは本能的なもの。
だけど、そのドミソを弾いただけで「こいつのトラック、超いい!」とはならない。
だって誰でもできるから。
 
つまりいいものとしては価値が0
 
有効性0
 
まったく心地よくない。
ただの騒音。
 
例えば、誰かが耳の穴から音を出せたとする。
そんなことできるやついないから、希少性は高い。
だけど、ただの風の音。
 
じゃあ有効性0やんね。
むまりいいものとしても価値0。
 
この2つを抑えることが重要になる。
 
この2つを高めていくことが重要になる。
 
じゃあ一体どうすれば、その2つを高められるのか?
 
それは次で語っていこう。
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▼3分で1曲とは?
作詞、作曲、録音、マスタリング、撮影を3分で同時に行い、1曲を完成させるタマイコウスケのパフォーマンス。タマイが面倒くさがり屋のため、全て即興で行われる。
トラックメイクとラップを同時にする 3分で1曲
 
▼玉井幸助(タマイコウスケ)って誰?
京都府宇治市出身。
ラッパー、トラックメイカーとして「タマイコウスケ」名義で音楽家の活動。
6才でピアノを始める。以後、ギター、ベース、ドラムの演奏。高校時代にロックバンド結成。
16才でラップと作曲を始める。初めての機材はMPC1000。
大阪の梅田のサイファーで10年弱フリースタイルラップの技術を磨く。
2012年渡米。以後、アメリカ(ニューヨーク、LA)、フランス(パリ)、ドイツ(ベルリン)、イギリス、中国、香港、ミャンマーキューバ等、世界各地でパフォーマンス。
2011 BBOY PARK under 20 準優勝。
2019年、Creepy NutsR指定もメンバーの梅田サイファー「Never Gets Old」参加。
 
帝塚山高等学校卒業。
自学でセンター試験平均91点獲得。
大阪芸術大学の映像学科へ。
日本ドキュメンタリー映画第一人者の「原一男」に師事。その後休学。
京都から沖縄まで野宿しながらの徒歩旅行をキッカケに退学。
2016年ソフトバンク大学入学。3ヶ月で自主退学。
2017年イギリスのオックスフォード大学に訪問。
 
作家として活動。
旅、読書術、お金、記憶術などについての本を出版。
著書10冊。
主著に「だから仕事がつまらない」「速旅多旅」等。
 
また読書好き。多いときは月4000冊読む。
速読講師の経験あり。
今、好きな作家は、東京大学法学博士で社会学者の小室直樹さん。
 
旅好き。
今まで世界18カ国に旅行・滞在。
初めての旅は高校時代に鈍行列車で行った熱海旅行。
初めての海外は2012年のアメリカ横断(LAからニューヨーク)。
2012年に地元の京都から沖縄まで野宿と徒歩で旅行。
以後、アメリカ、フランス、ドイツ、キューバ等、様々な国で野宿旅。
2017年に世界一周。
 
自身の知識、経験を活かして、人生をより自由に生きるための情報をYoutube等で発信中。